GameFiとPlay to earn(P2E)の違いを知る

クリプト関連

こちらのページでは、タイトルの通り
「GameFiとPlay to earn(P2E)の違い」についてザックリご案内します。
もやもやしている方、気になる方は是非ご覧ください!

あわせて、いくつか関連する用語の意味も出来るだけ簡単に書きました。
よろしければ最後までどうぞ(・∀・)ノ

GameFiとは何か

P2E界隈をさまよっていると
GameFi、Play to earn(ゲーム)、P2E、NFTゲーム、ブロックチェーンゲームなど
同じような意味に思える用語をみかけます。

私はてっきり「過渡期だから色んな言い方があるのかな」と思っていたけれど
実はちょっと違うみたいなんですよね。

特に違う意味合いを持つのはGameFiです。
他はブロックチェーン上で稼げるゲームという感じ。

では、GameFiはどんなものかと言うと

・ゲームとDeFiを1つにまとめた言葉。
・金融の仕組みをゲーム化したもの。
・ゲームをプレイすることで利益を得ることが出来る。

こんな感じの意味を持つのだそうです。

では次に、DeFi(ディファイ)についてもザックリ理解しましょう(・∀・)

DeFiとは何か

DeFiとは「Decentralized Finance」の略で
日本語では「分散型金融」と訳されます。

では、このDeFiは一体なんなのかと言えば

ブロックチェーンのネットワーク上に構築される金融のエコシステム。

要するに、ブロックチェーン上で人の手を介さずに
金融の取引/実行/記録などが処理されるシステム、というわけです。

DeFiに含まれる処理システムは様々あり幅が広いけれど
よく使われているのはDEX=分散型取引所ですね。

有名どころではUniswapとかPancakeSwapとか他にも沢山あります。

たとえば、プレイしたいゲームのトークンを持っていない時。
そのゲームで使われているトークンを扱っているDEXで
「持っているコイン/トークンをゲームに必要なトークンに両替」が出来ます。
ウォレットをつなぐだけで取引できる新しい金融システムです。便利!

 ※ウォレット…暗号資産を入れておけるお財布。有名どころはメタマスク。

ちなみに、コインとトークンは同じようでちょっと違う意味合いがあるので
こちらもザックリ書いておきますね。

コインとトークンは違うのか (アルトコインは?)

コイン/トークン/アルトコインなど、こちらもクリプト界隈にいるとよくみかけますよね。
それぞれザックリとこんな感じです。

コイン】独自のブロックチェーンを持つ暗号通貨のこと。
 →ビットコインやイーサリアムなど。(他にもたくさんある!)
 →この中でも「ビットコイン以外のコイン」を「アルトコイン」と言う。

【トークン】独自のブロックチェーンを持たない暗号通貨のこと。
 →つまり、上記の「コイン/アルトコイン」に当てはまらないもの全て!
  既存のブロックチェーンに間借りして作られている。

ちなみに「アルトコイン」=「オルトコイン」です。「altcoin」の読み方の違い。
altcoinは、Alternative Coin(代替コイン)の略だそうです。

暗号資産はビットコインから始まった、ということがよくわかる言葉ですね!(・∀・)

P2Eとポンジスキーム

さて、GameFiとP2Eで決定的に違う部分は何だろうと考えるとき、
あまり触れられないことだけれど、どうしても外したくないことがあります。
それは、ポンジスキームです。

一般にポンジスキームとは

「出資してもらった資金を運用して利益を出資者に還元します」と言いながら、実は

・資金運用を行わず、
・後から参加する出資者から新たに集めたお金を以前からの出資者に渡すことで、
・あたかも資金運用によって生まれた利益を出資者に還元しているように装う。

という仕組みのこと。投資詐欺の一種で最終的には破綻する。

こんな内容です。

つまり「資金運用で生まれた利益」を回すことが出来ていないものは
ポンジ(スキーム)と呼ばれるわけですね。

「P2Eってポンジじゃない?」と言われるのは、
こういった状況なのではないかと指摘されているのでしょう。

たしかに、上記で「GameFiとはゲームとDeFiをまとめた言葉」と書いたけれど
単純に「ゲーム」と「DeFi(の両替システム)」だけが組み合わさっているだけでは
GameFiではなくポンジでしょ!と言われても否定は出来ない。。

なぜなら、ゲーム内外を流通している運用益/資金が発生していない状態で
ゲームのプレイで稼ぎが生まれるなら、その稼ぎ分の出どころは
新たな参加者が買ったトークンやゲーム内で使用するNFTに依存してしまいますし、
その状態でゲームから稼ぎ出されるトークンが増える一方であるなら
トークンの価値は下がり…いずれ破綻する恐れがあるからです。

逆に、ゲーム内外を流通する運用益/資金があって
そのゲームのエコシステムに組み込まれているならば、
それは確かに健全なGameFiであると言えるのだろうと私は思います。

かと言って、私個人としては
Play to earn(P2E)と表記されるゲームは全てポンジである、とも思っていません。
自分でよくよく調べたりプレイして判断するしかないと思うからです。

ただ、世の中に次から次へと出てくるP2Eの多くはGameFiを目指していても
なかなかポンジなシステムから抜け出せなかったり、実はラグ前提だったり…
そりゃあ魔界って言われるよなぁ…とは思います。

 ※ラグ…「Rug pull」の略。持ち逃げ。

逆に、ポンジではない確かにGameFiだ!と言えるものはどんなものなのか。

きっともっと高度でややこしい色んなやり方があるとは思うけれど、
シンプルに考えてみると、

・ゲームのアイテムやキャラクターと現実にある商品がコラボするなどして
・ゲーム外で発生する利益が生まれて(トークンで購入されれば尚よき!)
・その利益がそのゲームのエコシステムに組み込まれて経済が循環&成長していく。。

たとえばこんな感じになれば、もうそれはポンジではなくGameFiですよね。
まぁ、言うは易しってやつでしょうけれど。

それでは、ついでにエコシステムについてもザックリ理解しましょう(・∀・)

エコシステムとは何か

クリプト界隈でよく目にするエコシステムという言葉。
調べてみると

・ブロックチェーンで創り出されるプラットフォームで
・そこで利用可能な暗号通貨によって新たに創りだされる
・みんなが利用することで循環して成り立つ経済圏。

こんな感じみたいです。
もうすこし具体的に言い替えると

・イーサリアム上に作られたP2Eのアプリでは
・イーサリアム上で使えるコイン/トークンが使われていて
・そのコイン/トークンで経済が成り立って循環している

こんな感じ。
環境の方の「エコ」とは全く別モノですw 覚えておきましょう(・∀・)

まとめ

このページでは、

・GameFiとP2Eの違いはなにか
・P2Eがポンジと言われるのは何故か
・間違いなくGameFiと呼べるものはなにか
・エコシステムとはなにか

こんな内容をザックリ説明しました。参考にしていただけたら嬉しいです!
ご指摘などございましたら是非お知らせください。再考し訂正いたします。

最後まで読んでくださってありがとうございました(・∀・)♡

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